不登校について

9月は不登校になりやすいと聞いたのですが、本当でしょうか?

1年のサイクルで考えると5月に続き、不登校の件数が増加するのが9月になります。夏休みからの切り替えが難しかったり、学校生活に順応するのに時間がかかることが原因の一つです。しかし、友人関係や学業など元々の問題が悪化してどうしようもなくなっているケースもあるので早期の対応が大切になります。

不登校にも段階があると聞いたのですが?

不登校を判断するときに、時期や子どもの状態などにより、いくつかの指標があります。日本心身医学会ガイドラインを参考にした学校での基準によると「登校できる」場合と「登校できない」場合に分け、それぞれ3段階に分類してあります。

不登校への対応はどのようなものでしょうか?

「登校できる」の状態0~2の場合は、不登校を早期発見して早期に対応することが必要になります。また、「登校できない」の状態3~5の場合は自立支援に重点が置かれます。令和元年に文部科学省から不登校児童生徒への支援の在り方についてという通知が出され、その中で「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、社会的な自立を目指すことの必要性が視点として加わりました。

不登校が疑われる場合、どのようなことに 注意したらいいのでしょうか?

不登校が始まる前によくみられる「気になる行動」があります。まず、生活面では、朝起きられなくなったり、食欲がなくなる、生活習慣の乱れです。健康面では、保健室の利用が増える、身体症状を訴えるようになります。学習面では、宿題をしなくなったり、忘れ物が増えたり、字が乱れてくることもあります。最後に、対人面では、休み時間に一人でいることが多くなったり、一人で登下校するようになります。

不登校には早期発見・早期対応が不可欠ですが、 その時に気を付けることは?

まずは、様々なところから情報を集めることが必要です。本人はもちろん、家族や友人、ママ友、学校の担任、習い事の先生など・・・そして、明確な原因が見つかる場合は、その問題を解決しましょう。わからない場合は、専門的な視点からさらに深く本人を理解することが大切になるので、吉田心理教育相談室にご相談ください。

当相談室は完全予約制になっていますので、
電話で初回カウンセリングの予約をお願いします。
スタッフが、お名前・年齢・簡単な相談内容・ご連絡先等をうかがいます。

TEL:0956-56-3542

電話受付時間:9:00~21:00

2023/1/6

大人の心理相談

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2023/1/6

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2023/1/6

プロフィール

公認心理師・臨床心理士・家族心理士米国メリーランド大学卒業(専攻:心理学)、久留米大学大学院比較文化研究科臨床心理コース(博士課程前期)修了(学術修士)、同大学院心理学研究科(博士課程後期)単位取得満期退学。日本心理学会認定心理士、バイオフィードバック技能士、Certified Gottman Educator、全英自閉症協会(National Autistic Society)DISCO認定者、EMDR PART1・2修了、EFT国際センター終身会員。日本臨床心理士会代議員、長崎県北心理士会会長、 小・ ...

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2023/1/6

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2023/1/6

コラム「教えて直樹せんせ」

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2023/1/6

新型コロナウイルス感染症対策について

確認をお願い致します。 風邪の症状のがある方、発熱がある方(解熱剤内服中の方も含みます)、強いだるさ(倦怠感)や、息苦しさ(呼吸困難)がある方はスタッフまでお申し出ください。 2週間以内に海外より帰国された方、もしくは当該地域(警戒地域)に行かれた方、または濃厚接触された方はスタッフまでお申し出ください。 感染予防のために受付前の体温測定と健康チェック、アルコール消毒剤での手指消毒、または手洗いにご協力をお願いいたします。 マスクをお持ちの方は、マスクの装着をお願いいたします。マスクをお持ちでない方は、ス ...

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吉田心理教育相談室

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